2007年4月14日土曜日

新築マンションの分譲価格決定を支援、アトラクターズ・ラボ

(日経BPネットより引用)
新築マンションの分譲価格決定を支援、アトラクターズ・ラボ

不動産関連のマーケティングを手がけるアトラクターズ・ラボ(本社:千代田区)は、2000年以降に分譲されたマンション5000棟を対象に、現時点で新築と仮定した場合の分譲価格を算出して提供するサービスを5月から始める。マンション価格が高騰するなか、周辺の成約事例の少なさから、開発用地の仕入れ価格や販売価格の設定に悩むデベロッパーは多い。こうした会社に対し、価格の判断材料を提供するねらいだ。

中古マンションは新築マンションよりも数が多く、流通価格は市況を敏感に反映したものになっている。アトラクターズ・ラボはここに目を付け、仮に新築で分譲された場合に、いくらになるかを査定するシステムを開発した。

年間の新築販売事例が1000棟程度であるのに対し、その5倍にあたる5000棟分の疑似新築価格を、サービスの開始時点で提供する予定だ。例えば、千代田区九段南2丁目のパークマンション千鳥ケ淵は、2003年に分譲を開始した時点では1坪あたり778万円だったが、4年後の現在、新築で販売した場合には約6割増しの1227万円になるという。

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